Vol.32 宇都宮健児さん「東京都知事選挙を終えて~これからも都民の生存権を守る戦いを続けます~」

ゲスト:宇都宮健児さん(弁護士)

宇都宮健児さんは、一貫して庶民の暮らしや人権を重んじる弁護士です。今年7月5日の東京都知事選に、立憲・共産・社民の支援を受けて討って出ましたが、84万4151票を獲得するも、次点に終わりました。

今回は、そんな宇都宮弁護士に、先の都知事戦を振り返りながら、迷走する今の日本の政治をどうしたら我々の手に戻せるのか、またコロナの時代にますます疲弊していく庶民の暮らしをどう守っていくべきなのかなどをじっくりと伺いました。

番組前半では、東京アラートを解除した翌日に出馬表明をした小池百合子氏の、テレビ討論会を避ける一方では9億もの税金を使った本人出演CMを露出(告示前)するなど、見事なまでに現職知名度の上に立った居座り戦略が、都民にどう受け止められたのかを詳しく伺いました。オリンピックやカジノに執着しなければ、コロナ対策のための大きな予算も組んでより多くの命を守ることができるはず。非正規労働者や学生、子どもの貧困、高齢者のケアなど課題は山積している中、この時代だからこそ必要な政策を置き去りにしていく都政を何とかしたいと宇都宮さんは訴え続けます。市民運動では、リベラル派は憲法改正や原発問題に敏感。でも暮らしに一番近いところから社会を変えるには、まずは自分が住む地域の政治を良くしていくことからなのではないかという宇都宮さんのお考えに、深く納得できました。

後半では、サラ金問題の立役者としての弁護士人生を振り返っていただきました。ドスをちらつかせるチンピラとケリをつけたこと、地獄に落ちたような依頼者の顔が血の気を取り戻していった喜び、そして武富士事件の真相など、ここでしか聞けない宇都宮さんの弁護士魂についてたっぷりとお届けいたします。

今回は、60分まるまる宇都宮健児さんです。どうぞごゆっくりお楽しみください。

00:03 前枠 TM~
03:02 前半 Jingle~
33:28 後半 Jingle~
56:01 後枠 ETM~
57:59 アナ尻
60:00 曲尻

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