Vol.39 「スガーリンの恐怖政治を乗り越えて民主主義を取り戻そう」

ゲスト:前川喜平さん(元文部科学事務次官)

第39回のお客様は、元文部科学事務次官の前川喜平さんです。2017年退任後も、政界の内部を知り尽くした前川さんならではの鋭い視点で、さまざまな場面においてご発言を続けておられます。今回は政権発足後さっそく強硬な姿勢を見せ、その強引な手法が支離滅裂とまで揶揄される菅政権について、さまざまな角度から論じていただきました。

まずは何といっても学術会議任命拒否問題の本質について。官邸、杉田副長官、内閣調査室、警視庁公安部などがどのような立ち位置で動いたのかなどを推理。お話を伺うにつれ、忖度と利権にまみれた密室独裁政治の新たな幕開けに驚愕せざるを得ません。

また文部科学省事務方トップが安倍政権に楯突いたと大きな話題となった加計学園問題の告発。前川さんはなぜ告発しようと思われたのか。その後におけるいわゆる「出会い系バー」読売新聞スクープにおける脅しとまで言えそうな圧力。すべてが連動するとすれば、永田町と霞が関、巨大メディアのそら恐ろしい相関図が見てとれます。

果たしてこの国の民主主義、立憲主義はどこへいくのか?この混沌とした時代だからこそ国民の命を守り、戦争や貧困、疫病とも無縁の、誰もが安心して暮らせる社会をつくろうとする政権であってほしいのですが、アベ政治の延長戦である現政権には不安が募るばかりです。今回は前川喜平さんとごいっしょに、今後の日本の行方についてじっくりと語り合います。どうぞ1時間、じっくりとお聴きください。

00:03 前枠 TM~
03:14 前半 Jingle~
38:00 後半 Jingle~
56:39 後枠 ETM~
58:30 アナ尻
60:00 曲尻

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