Vol.285 内田樹さん「TACOとNECOを打倒せよ!」
ゲスト:内田樹さん(思想家)
今回も神戸にあります内田樹先生の道場「凱風館」にお邪魔して、じっくりとお話を伺って参りました。まず前半は、「トランプと高市のインチキを見抜こう」と題して、嘘に嘘を重ねながら戦争をやめないトランプ、そしてそれにべったり寄り添う高市の危うさについて伺いました。内田先生の見立てによれば、このふたりの政治生命が終わる日はそう遠くないといいます。コロコロ変わる大統領の発言を利用して、トランプファミリーがインサイダーでぼろ儲けしていることが明るみになれば、経済犯として裁かれることでしょう。そもそもトランプの支持率は急降下しており、それら不都合な事実から逃れるためイランのみならずあらゆる手立てで戦争を仕掛け続けるのだといいます。そして無能な首相のせいで、そのイラン戦争の影響をもろにかぶる日本経済。この先は円の暴落とインフレが進み、高市などにはどうにもならない経済の大混乱が待ち受けているはず。そうなればトランプ政権の没落に合わせ、とんでもない失政の責任をすべて高市に引き受けさせ、また新たな自民政権が立ち上がる筋書きなのだと内田先生はおっしゃいます。
そして後半は、「NECO(Netanyahu Endless Conflict On)を止める。新しい軍事企業を止める」と題して伺います。内田先生によれば、資本主義が末期に近づきつつある世界では、「国民監視システム」と「兵器産業」が勢いを増すのだといいます。今の日本がまさにそれで、本来それらを牽制する役目のマスメディアも力を失い、幼稚な政権の広報に成り下がるなら、日本はますます危うい方向に突き進むだけだと指摘します。そして内田先生は、高市が改憲を声高に叫ぶ訳は、四面楚歌のトランプのために自衛隊を送ることでレジェンドになりたいだけなのだと斬り捨てます。番組終盤、内田先生は改憲などとんでもないことだと熱弁されました。そもそも国連憲章の精神と完全一致しているのだし、米国すら憲法で「常備軍をもたない」と謳いつつ143万人もの軍隊をもっている。憲法は理想であってよくて、理想の社会を目指そうとする精神こそが尊いのだ、と強く主張されました。武道では、後手になることは負けを意味する。先を行け、先手を取れ、と内田先生の武道家ならではの例えに、背筋が伸びる思いでした。若者が戦地に送られることがないよう、日本が再び戦場にならぬよう、私たちはしかと目を見開き、愚かなレイシズム政権に対して声を上げていかねばなりません。「路上のラジオ」第285回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
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00:03 前枠 TM~
04:34 前半 Jingle~
30:32 後半 Jingle~
56:06 後枠 ETM~
57:58 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
