Vol.232「万博取材を敢行。トイレ、リング、メタン、帰宅困難、諸問題を解説」
ゲスト:藤永のぶよさん(おおさか市民ネットワーク代表)
※この番組は、万博来場者に死者が出た救急搬送事例、空飛ぶ車の部品落下事故など不祥事が発生する前、またインド館がオープンする前の4月25日に収録しています。ご了承ください。
とうとう開幕してしまった大阪万博ですが、4月25日、西谷は現地取材を敢行しました。そこで今回は、おなじみ「おおさか市民ネットワーク」代表の藤永のぶよさんをお迎えして、ご一緒に開幕後の大阪万博を検証します。連日の報道を見聞きするにつけ、本当に藤永さんが警鐘を鳴らして来られた通りのことが次々と露わになっています。西谷が足を踏み入れてまず目にしたのは、入館者数水増しのために強引に「学徒動員」された遠足や修学旅行の子供たち。団体休憩所では利用時間の制限から11時頃に早々弁当を食べさせられる子供たちもいて、その後もきっと1~2か所程度のパビリオンを見るだけで帰されるのでしょう。取材当日天気は良かったものの、団体休憩所を短い時間でも使える小学生はよいが、荒天の時には逃げる場所も少ないことが見て取れ、夏の炎天下は更に思いやられます。また救護所の看護師も取材。そこには医師はおらず、機能としては学校の保健室程度。子供とお年寄りが極めて目立つ来場者を本当に守れるのか不安です。パビリオン取材においては、建設半ばのインド館、ネパール館などの様子をレポート。中でも「コモンズ」と呼ばれる合同会場では、映像と民族衣装やみやげものだけを10畳ほどに並べただけ、高校生の文化祭にも見劣りするようなエリアもあり、158か国を豪語する中身の多くがこれかと残念になるばかり。藤永さんはこれを「国際道の駅」と笑い飛ばします。その他、西谷が注目していたイスラエル館とパレスチナ館の様子も番組後半で報告します。
今回の取材で見えて来たことは、やっぱりかということばかりでした。大屋根リングや2億円トイレなど建築物の不具合、静けさの森を中心に懸念されるヒアリはじめ害虫の恐怖、荒天・災害時における脆弱な運営体制・交通手段などを含め、そもそもこんな有害廃棄物の島の上を会場に決めた松井一郎、そして維新たちの責任について、この番組ではこれからも徹底追及して参ります。今回も聴き応えたっぷりの1時間、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
00:03 前枠 TM~
04:28 前半 Jingle~
30:05 後半 Jingle~
55:23 後枠 ETM~
57:24 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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