Vol.162 福山和人さん「地方が変わる、京都から変える」

ゲスト:福山和人さん(弁護士)

今回のゲストは、弁護士の福山和人さんです。福山さんは、2月4日投開票の京都市長選に立候補を表明されています。今回の京都市長選は、これまでの「非共産対共産」の構図が崩れ、各党がしのぎを削る構造になっているとのこと。京都にも大阪からの維新の毒がジワジワと押し寄せてきています。そんな中で福山さんは、あえて「政党ではなく市民の代表として戦いたい」として、政党推薦を依頼しないということです。自民でも維新でもなく、無所属市民派として闘う覚悟の福山さん。乱戦模様のこの市長選にあえてひとりで立つその決意をたっぷりと伺います。

「福が来る」とおっしゃって自転車で市民に会いに行く福山さんは、市長になったら「5つの無償化と4つの安心」を実現したいといいます。詳しくは番組をお聴きいただきたいのですが、京都財政はジリ貧なのにそんな財源どこにあるのか、という批判に対しては、福山さんは理路整然と答えを出します。箱物行政やイベントお祭り資本主義では、決して街は発展しない。行政は、そこに住む人たちがどれだけ豊かに暮らせるかに尽くすことが第一命題であり、そうすることで産業が根付き、経済が回り、その先に街が潤うのだと。そのためにはまず市民の暮らしの再生が最優先課題なのだと訴えます。

そんな福山さんが市長に当選したなら、必ず公約をやり遂げ、その成功が京都モデルとして大阪・兵庫など他の都市にも伝播して、そして腐りきった国政にも届けば、日本の未来に一筋の明るい光を見い出せるのかもしれません。具体的なデータを元にした説得力のあるお話の数々に、確かな市民派の力強さを感じるインタビューとなりました。聴き応えたっぷりの1時間、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
05:19 前半 Jingle~
31:20 後半 Jingle~
56:49 後枠 ETM~
58:28 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O

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