Vol.114 「2022年を振り返る。こんな日本に誰がした?来年こそ『路上からの反撃』を!」

ゲスト:矢野宏さん「新聞うずみ火」代表・フリージャーナリスト

※この番組は、2022年12月12日に収録したものです。ご了承ください。

2022年もそろそろ押し迫って参りました。そこで今回の「路上のラジオ」は、恒例となりました1年を振り返る特集をお送りします。題して「2022年を振り返る。こんな日本に誰がした?来年こそ『路上からの反撃』を!」。ゲストは、お馴染み「新聞うずみ火」代表でフリージャーナリストの矢野宏さんです。

今年は何といっても2月に始まったロシアのウクライナ侵略を抜きにしては語れません。今年の漢字一文字が「戦」に決まったようですが、戦争とは一文字どころか複雑な歴史上の因縁から起こります。前半では、矢野宏さんがとてもわかりやすく、過去の世界大戦、ソ連時代からのロシアとヨーロッパ諸国の関係性の中から、どうしてウクライナ戦争が今年に勃発しているのか?その中で本当に国際社会が成すべきこととは何なのかについて教えてくれました。続いては、ブチャの大虐殺、危険極まりないザポリージャ原発砲撃に見る日本の原発の危機管理について言及します。また国内事故では、監督官庁の体たらくから起こるべくして起こった知床の観光船事故、電力不足を煽る呆れた原発再稼働キャンペーンなどについても取り上げます。

そして番組後半では、7月に起きた安倍元首相の銃殺と芋づる式にぼろぼろと出て来た統一教会による政治腐敗について振り返ります。元総理大臣が死ぬまで口を塞ぎ秘密裏に続いた国を挙げての癒着の中で、人生を蝕まれた被害者たち。救済法は可決されるも本当に今後このような悲劇が防げるのか、そして何よりもこの国の政治家は、汚れた宗教票から離脱できるのか?まだまだ課題は多いようです。つづいては9月に発覚した五輪汚職。森喜朗逮捕なるのか?「全員が逮捕されるまでが東京五輪」とはよく言ったもので、ぜひそうあってほしいと願います。最後は、次々と辞任する閣僚を抱える中、防衛費(軍事費)増税を企てる岸田政権の迷走、対して一貫しない立憲野党、維新の乱暴狼藉について。さて来年2023年はもう少し希望が持てる年になるのでしょうか?いえ、しないとなりません。まずは4月の統一地方選で、しっかりと民意を示さなければなりません。私たちも路上からますます声を上げて参ります!

00:03 前枠 TM~
05:16 前半 Jingle~
31:08 後半 Jingle~
55:48 後枠 ETM~
57:46 アナ尻
60:00 曲尻 ~FO

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※矢野宏さんの主宰する「新聞うずみ火」の公式ホームページは、こちらです。

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