Vol.115 内田聖子さん「杉並に続け!地方が変える、市民が変える。」

ゲスト:内田聖子さん(NPO法人アジア太平洋資料センター共同代表)

今回のゲストは、NPO法人アジア太平洋資料センター共同代表の内田聖子さんです。内田さんは、2022年6月に行われた東京の杉並区長選挙で、市民派の新人・岸本聡子さんが現職候補を破って当選した際、その岸本さんの陣営の選対本部長を務めておられました。立憲、共産、れいわ、社民などが岸本さんを支援しましたが、何よりも政治主導というよりは行き過ぎた「新自由主義」に区民がNOを突き付けた結果となったのがこの区長選挙の特徴でした。

番組前半では、彗星のように現れた無名の「住民思いの杉並区長をつくる会」候補が勝利を収めた経緯と、その奇跡がこの時代において一体何を意味するのか、そして今後の課題について詳しく伺って参ります。

そして番組後半では、内田さんがご専門のTPP環太平洋パートナーシップ協定に象徴されれる「グローバル化」、その時代のうねりについて、またその先に日本でもますます深刻化する「新自由主義」の問題点などについて伺います。公共が民営化され、地方が世界に蹂躙され、GAFAが世界経済を圧巻する。そんな弱肉強食の世界に飲み込まれていく庶民の暮らし。地域に根付いた伝統や生活の営みそのものが崩壊する世の中において、これ以上の格差社会をつくらないためにできることとは何なのか?そして内田さんのおっしゃる「ミニンシパリズム」「フェアレスシティー」とは一体どんな概念なのか?直近の2023年4月の統一地方選挙への私たち庶民の心構え、覚悟も合わせてじっくりと伺って参ります。

尚、内田聖子さんにはオンラインでお話を伺いました。番組中、若干音声が乱れる部分がございます。ご了承ください。

00:03 前枠 TM~
04:08 前半 Jingle~
33:35 後半 Jingle~
55:57 後枠 ETM~
57:39 アナ尻
60:00 曲尻 F.0