Vol.303 ふたつの特集 <前半>小出裕章さん「改めて振り返るマスメディアの原発タブー」<後半>西谷文和「どうなる中東。現地取材から見えて来たこと」
ゲスト:小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)*前半
今回の「路上のラジオ」は、2部構成でお届けします。
<特集1>
テーマ:「改めて振り返るマスメディアの原発タブー」
ゲスト:小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
前半は、元京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんにお電話でお話を伺います。小出先生は、福島第一原発事故が起こる遥か以前から、日本における原発事故の危険性に警鐘を鳴らし続けてこられた科学者です。京都大学を退官された後も、一貫して原発や核兵器の愚かさを訴え、国の原子力政策に異を唱え続けておられます。今回は、「改めて振り返るマスメディアの原発タブー」をテーマにたっぷりとお話を伺いました。
福島第一原発事故から15年。現在もこの国には「原子力緊急事態宣言」が発令中であるにもかかわらず、私たちは国やマスコミによって、あの悲惨な事故を恣意的に忘れさせられてきました。そして今、政府は原発の再稼働や新増設へと暴走しています。国や電力会社、広告代理店は、巨額の広告費を使ってメディアをコントロールしてきました。その結果、テレビや新聞はその圧力から、原発の真実を報道できなくなっています。番組では、小出先生自身がかつて直面したメディアの「忖度」や「自粛」、そして受けた圧力の生々しい実例をお話しいただき、報道メディアの腐敗の構造に迫ります。
さらに、今なお「原発は安全でクリーン」「CO2を出さない」「コストが安い」「止めると電力が不足する」と言い続ける、いわゆる“原子力マフィア(原子力村)”たちのプロパガンダに対し、小出先生は「すべてが大ウソである」と断言。その根拠を具体的な数字とともに明快に解説していただきました。世界有数の地震大国である日本で、原発を維持し続けることの愚かさ。それに目を背けさせるメディアの大罪を暴きます。
<特集2>
テーマ:「どうなる中東。現地取材から見えて来たこと」
報 告:西谷文和(フリージャーナリスト)
番組後半は、西谷文和による世界の紛争地レポート。今回は、わかりにくい中東情勢について、現地取材を重ねて見えてきた事実をもとに、西谷がひとり語りで明快に解説します。なぜ中東ではおよそ10年ごとに戦争が繰り返されるのか? イランイラク戦争、湾岸戦争、9・11、イラク戦争、そして現在進行中のイラン戦争――。絶えない紛争の背景にあるのは、ダブルスタンダードで世界を揺るがす「大国アメリカ」の思惑と、政治家や軍需産業が群がる「戦争ビジネス」の利権でした。そして、世界の行方を占う大きな節目となる「10月・11月のダブル選挙(イスラエル総選挙・アメリカ中間選挙)」にも鋭く切り込みます。トランプ、ネタニヤフ、高市、維新など「戦争と分断を煽る人々」に、「平和と連帯を求める人々」の力が打ち勝つためにはどうしたらよいのか?その答えは、残虐で狡猾な為政者たちのウソをしっかりと見抜き、自由と平和のために市民があきらめず声を上げ続けること。その大切さを、世界の路上から取材を続けてきたフリージャーナリストならではの視点で訴えます。
それでは、ふたつの特集でつづる「路上のラジオ」第303回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
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00:03 前枠 TM~
05:53 前半 Jingle~ (小出裕章先生)
30:36 後半 Jingle~ (西谷文和)
57:07 後枠 ETM~
58:17 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
