Vol.275 ふたつの特集 山田明さん「市民運動で止めよう。大阪都構想とカジノ」 西谷文和「イスラエル・パレスチナ取材報告 その2」
ゲスト:<前半>山田明さん(名古屋市立大学名誉教授)
ふたつの特集
<前半>「市民運動で止めよう。大阪都構想とカジノ」
<後半> 西谷文和のイスラエル・パレスチナ取材報告 その2
今回の「路上のラジオ」は2部構成でお送りします。
まず前半は、「市民運動で止めよう。大阪都構想とカジノ」と題して、名古屋市立大学名誉教授の山田明さんにお話しを伺います。山田先生のご専門は、地方財政、地域政策などですが、大阪の夢洲開発を調査される中、維新行政が如何におかしいかに気づき、大阪市議会に度々陳情書を提出したり、原告としてIRカジノ住民訴訟にも加わりました。まず山田先生には、2005年に愛知で開催された「愛・地球博」において、万博会場のため里山を破壊し閉幕後はニュータウンを造成するといった開発計画を、大きなうねりとなった市民運動が阻止した出来事について教えていただきました。このときは結果、会場を別に移すとなったわけですが、対して夢洲は市民の必死の抵抗をよそに大赤字万博を強行、更にその万博を口実に巨額な公費を投じ、大博打場・大阪カジノの建設準備が着々と進められています。市民の切なる声が、欲にまみれた為政者のウソとごまかしにかき消され、あらぬ方角へと流されるこの社会に山田先生は黙ってはいらず、議会への陳情という形でたびたび声を挙げて来ました。山田先生は、今こそ維新政治の10年が一体どんな結果を導いたのかを有権者ひとりひとりが冷静に見つめてほしい、特に若い世代に、自分の1票がいったいどんな未来につながるのかを考えてほしいとおっしゃいます。国政では与党となった維新はますます勢いづき、結果高市自民を圧勝に導きました。すべてが無意味で曖昧なままの28億円をドブに捨てた大阪ダブル選挙も許しがたく、このまま都構想や副首都構想へと突き進むのでしょうか?山田先生のお話を聞いて、私たち「路上のラジオ」も改めて、ますます力強く発信を続けていかねばと思いを新たにしました。
そして後半は、西谷文和による紛争地レポートです。新年早々西谷は、イスラエルとパレスチナ各地の取材を敢行しました。この番組2回目となる報告は、ガザを除けば2年間で最も多くの犠牲者が出ているヨルダン川西岸のトゥルカルムからです。イスラエル軍に占領されたこの町には基地が出来、ここを拠点に激しい攻撃が行われています。そしてなんと難民の支援にあたっていた国連本部も破壊されたのです。国際法も無視、国連をも踏みにじるネタニヤフやトランプが戦争を止めない理由は、明確にあるのだと西谷は言います。そして折しもその中で高市極右政権の誕生です。この「世界の曲がり角」で私たちはどう持ちこたえることができるのか?前半・後半ともに、有権者ひとりひとりの重い責任を感じる第275回、どうぞ最後までじっくりとお聴きいただけばと思います。
00:03 前枠 TM~
06:14 前半 Jingle~
46:42 後半 Jingle~
56:24 後枠 ETM~
58:13 アナ尻
60:00 曲尻
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