Vol.237 坂本篤紀さん「危険、ガラガラ、子ども万博を断罪する!」
ゲスト:坂本篤紀さん(日本城タクシー株式会社代表取締役)
今回は先週後半にひきつづき日本城タクシー株式会社代表取締役の坂本篤紀さんに、たっぷり1時間お話を伺います。子供たちの遠足やスタッフの数まで数えて入場者数を水増している大阪万博。吉村知事によれば、水増しではなく嵩上げだそうですが(笑)、そのようにウソや詭弁で塗り固め、いよいよ化けの皮が剥がれそうになれば「ミヤクミャクといっしょに謝っちゃうもん」とふざけておしまいとは、腹立たしい限りです。実際、1日10万人来たとイキってはいるものの、学徒動員とスタッフの数、ばらまかれた無料券の入場者を除外するなら、チケットを買って来たのは2万人そこそこかもしれず、大赤字は必至と思われます。
そんな大阪万博について前半では、坂本社長のご本業、交通運送関係について伺います。空飛ぶ車だけではなくシャトルバスや自動運転バスにも事故が多発していますが、一体これはどうしたことなのでしょうか?人材不足で新米の2種免許運転士が多いとも言います。坂本社長のタクシー業界でも、規制緩和によりライドシェアが解禁されています。これもアプリを普及させ行政は旗を振るも、素人運転手が起こす事故やトラブルは、利用者の自己責任とのこと。このように様々な場当たり的な突貫開催のツケが、一番大切な来訪者の命に直結する足回りに来ているとなれば、とうてい見過ごすわけにはいきません。「粗悪な商品を買わされて不良品だったら選んで買った人が悪いのだ」とする卑怯な戦法がまかり通っていると、坂本社長は嘆きます。その他にも、大阪万博には危険がいっぱいです。メタンガス爆発、地下鉄や橋での事故発生時の島内孤立、猛暑による熱中症など、重大な事態が起こってから「想定外だ」と言い張る当事者意識ゼロの「想定しない」人たちばかりなのだとも坂本社長はおっしゃいました。
番組後半では、そういったアホ万博やカジノ建設に躍起になっている大阪維新を更に追及します。白タク(ライドシェア)解禁、賭博(カジノ)解禁も違法だったものを合法化しているわけで、坂本社長は「日本は後進国になりつつある」と指摘します。この先予定される参院選挙で維新に大阪の議席を奪われないようにするためにはどうすればよいのでしょうか?もし大阪で維新政治が続けば、万博の莫大な経済的損失を埋め合わせるために、また都構想を推してくるでしょう。そろそろ犯罪率が飛び抜けて高い劣化した政治集団とおさらばしなければ未来はありません。今回も坂本社長とごいっしょに大いに笑いながら、真剣に考えて参りましょう。路上のラジオ第237回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
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2025年6月20日(金)午後6時30~ 於:吹田市メイシアター 中ホール
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00:03 前枠 TM~
04:08 前半 Jingle~
28:21 後半 Jingle~
54:00 後枠 ETM~
56:01 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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