Vol.132 横田一さん「山口、和歌山、奈良、大阪。補欠選挙と知事選の現場から。」

ゲスト:横田一さん(フリージャーナリスト) ※電話インタビュー

今回のゲストは、フリーランスとして日本の政治を取材するジャーナリスト、横田一さんです。横田さんは、なかなかフリーのジャーナリストが指名されない記者会見に食らいつき、これまで渦中の政治家から、いくつもの貴重な発言を引き出して来られました。

まず番組前半では、アベ元首相の死去に伴う衆議院補欠選挙山口4区とこちらも引退に伴う補欠選挙の山口2区を追いかけて来られた横田さんに、圧倒的な自民党支配が70年も続く保守王国で、どのような攻防戦が繰り広げられていたのかについて詳しく伺います。「統一教会の聖地」発言が話題となった下関を舞台に、その本質から目を背け弔い合戦に終始した結果、圧勝とまで至らなかった自民の得票数低下傾向を、一体どう読むべきか?興味深いお話が伺えます。

そして番組後半では、関西の統一地方選挙にフォーカスし、横田さんが大阪知事・市長選挙、奈良県知事選挙、和歌山補欠選挙を取材して見えてきたことについて伺います。自民の求心力低下に乗って勢いを増す維新勢力の選挙戦略、そして煮え切らない立憲野党の軟弱戦法を分析。自民一強に陰りが見え始めると、維新勢など自民党以上に劣化した極右の政治家が頭角を現す奇妙な現実は、共闘が叶わない野党の責任も大きいものの、実は有権者のあきらめと無関心こそが導く結果なのだと教えられます。

フリーランスでありながら「突撃取材」をモットーに、いつも精力的に取材を続ける横田一さんのお話には、現場で起きていることを的確に伝える力を孕んでおり、今回もたいへん聴き応えのあるインタビューとなりました。どうぞ最後までごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
04:02 前半 Jingle~
30:44 後半 Jingle~
55:50 後枠 ETM~
57:40 アナ尻
60:00 曲尻 ~FO

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