Vol.120 佐藤章さん「五輪汚職、防衛費倍増、統一教会の闇。亡国の岸田政権を斬る!」

ゲスト:佐藤章さん(ジャーナリスト・元朝日新聞記者)

今回のゲストは、元朝日新聞記者でジャーナリストの佐藤章さんです。佐藤さんは、朝日新聞やAERA、週刊朝日などの記者として幅広く活躍され、現在はフリージャーナリストとして、精力的に取材や執筆活動を展開されておられます。今日は、敏腕新聞記者として政財界相手に第一線で活躍されてこられた佐藤さんならではの人脈と取材力で、岸田政権の闇を深く抉り取っていただきます。

まず前半では、「底なし沼の汚職。政治家まで捜査の手は伸びるのか?」と題して、東京五輪汚職であぶり出された自民党政治による権力犯罪の構図について、わかりやすく解説いただきます。五輪や都市開発に絡む政財界まるごとの利益誘導、厳格にして独立しているはずの検察や日銀への強い影響力、そしてそれらへの人事介入。このような真っ黒な政権がなぜ維持できているのか?不思議でなりません。五輪汚職で言うならば、電通高橋治之による大胆な贈収賄・談合汚職は、安倍元首相直々の電話「絶対に捕まらないようにする」から始まったとか。そして今、マスコミをにぎわす三浦瑠麗周辺の怪しさも気になります。スガ政権時代の成長戦略会議において、夫の太陽光発電事業(東京地検特捜部から家宅捜索)へのあからさまな利益誘導があったといいます。これもまた、公正中立どころか利権ずぶずぶな政権の縮図と言えそうです。

そして番組後半では、「統一教会疑惑で自民党大打撃か?」と題して、統一教会事件で明るみに出た極めて不透明な宗教票政治家の存在、その実態から見る今後の国政・地方選挙への影響について伺います。佐藤さんは、相次ぐ官製談合や汚職問題を見るにつけ「日本経済は、構造的変革を遂げない限り再浮上できない。」と言い切ります。さて、その処方箋はと言えば、やはり政権交代。そのためには、ふらつく今の野党がしっかりと地に足をつけて臨むこと、そして何より今こそ、市民やメディアが強くなるべきだと訴えます。

アベ元首相とトランプとの高額兵器爆買い密約の尻ぬぐいのための防衛増税含め、もうこれ以上は無理という庶民の嘆きを背負い、ペンとWEBを武器に発信し続けるジャーナリスト佐藤章さんの声に、今回もじっくりと耳を傾けていただければと思います。最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
04:39 前半 Jingle~
28:19 後半 Jingle~
56:03 後枠 ETM~
57:44 アナ尻
60:00 曲尻 ~FO

※佐藤彰さんの人気ネット動画は、こちら
「一月万冊」

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