Vol.309「万博未払い問題が名古屋アジア大会に飛び火。一体現場で何が起きていたのか?」
ゲスト:未払い被害当事者・匿名Aさん(※音声は変えてあります)
当番組が厳しく追及し続けている大阪・関西万博の建設費未払い問題。昨年開催された万博の海外パビリオン建設工事において、実際に汗を流して働いた多くの建設業者に対し、いまだに工事代金が支払われていません。その未払い総額は10億円を超えるとも報じられています。万博協会のずさんな計画のしわ寄せをモロに被った下請け業者の間では、いまや「万博倒産」や「万博自殺」という言葉までささやかれるほどの深刻な事態に陥っています。今回は、その多額の未払い被害に直面している当事者のお一人、匿名「Aさん」をスタジオにお迎えしました。一時は絶望のあまり何度も自死を考えたというAさんですが、現在は裁判を通じて解決への道を模索しています。胸が締め付けられるようなその苦悩と、勇気ある告発をぜひお聞きください。
なぜ、これほど理不尽な事態が起きているのか? Aさんの証言からは、未払いの元凶とされるフランスのイベント大手「GLイベンツ」のとんでもない実態と、底知れぬ闇が浮かび上がってきました。セルビア館では、GLイベンツが12億円以上で建設を発注されていたにもかかわらず、日本の一次受け業者にはわずか4億5千万円足らずで丸投げされていたというのです。そして、会期ギリギリの現場で追加変更の要求を次々と出しておきながら、支払い時期になると難癖をつけて拒否。支払いを迫れば責任の所在をたらい回されるばかり。本社が「認めない」などと、突っぱねる無責任体制が敷かれていました。さらに建設現場では、度重なる「労災隠し」や、賃金未払いのため中途帰国せざるをえない外国人ワーカーの存在など、華やかな国際イベントの裏側はもはや無法地帯そのものだったと言います。しまいにGLは、名古屋アジア大会の協賛金を支払って金がないから万博の支払いをストップした、というのです。そして、そのアジア大会でも同様の手口が強く疑われる報告が上がっています。
西谷自身も抗議活動に参加する中でGLジャパンのオフィスへ直接抗議に赴いたところ、中にいたスタッフが一斉に逃げ出すという異常な光景が繰り広げられました。国や万博協会などが一度未払い分を立て替え、その債権を巡ってGLイベンツを訴えるという議員立法が昨年末の国会に提出されましたが、それも衆議院の解散によって廃案となってしまいました。吉村知事は「民民(民間同士)のこと」と逃げ回りますが、国家プロジェクトの大失態の尻ぬぐいを、末端の労働者に押し付けることなど絶対に許されません。Aさんが命がけで訴える渾身の60分。ぜひしっかりと受け止めてください。「路上のラジオ」は、これからもこの問題を徹底的に追及し続けます。
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00:03 前枠 TM~
05:21 前半 Jingle~
31:36 後半 Jingle~
55:24 後枠 ETM~
57:16 アナ尻
60:00 曲尻
