Vol.289 木下功さん「3度目の住民投票は維新自滅への道」
ゲスト:木下功さん(ジャーナリスト)
今回のゲスト・木下功さんは、惜しまれつつも休刊となった大阪日日新聞の元記者で、「大阪都構想」「カジノ・IR」「大阪・関西万博」など、地元関西の課題を一貫して生活者の目線から追い続けておられます。今回はそんな木下さんならではの鋭い視点で、大阪維新が進める政治の歪みを徹底検証します。
まず前半は、2027年4月の統一地方選をめぐる動向です。吉村大阪府知事は立候補の条件として、大阪都構想の住民投票との同時実施を提示しました。さらに住民投票の対象地域を大阪府全体へ広げようとしているほか、未だ法制化にすら至っていない「副首都構想」を声高に叫び始めています。木下さんによると、一定の維新支持層が存在する大阪において、現職の知事・市長が主導する大がかりな選挙戦が展開されれば、都構想や副首都構想のインパクトは一気に拡大します。過去2度にわたり市民から「NO」を突き付けられていても、この3度目は決して楽観できないと指摘します。そもそも対象を大阪府にするという強引な手法は憲法違反の疑いがある上に、本来は住民投票の手続きを要しない「副首都構想」を同時に語ることで、有権者の意図的な混同を誘っているようにも見えます。前半では、そこまでして吉村知事が固執する大阪都構想・副首都構想の真の論点を、木下さんの丁寧な取材をもとに分析します。
そして番組後半は、維新の権力に対して鋭く切り込めない在阪メディアの姿勢を問います。元地方紙の記者として木下さんも歯がゆい思いを抱いており、メディアが市民に代わって真実を突き止め、政治の不透明な部分に対峙しなければ、民主主義も地方自治も形骸化しかねないと訴えます。都構想も万博やカジノも、老朽化が進む都市計画への対応といった真の行政課題を覆い隠すための方便に過ぎないのではないか。木下さんはそのように指摘します。
今回は、大阪都構想・副首都構想の虚像、そしてそれらを推し進める維新政治の問題点について、大変わかりやすく紐解いていただきました。聞き応えたっぷりの「路上のラジオ」第289回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。
00:03 前枠 TM~
04:34 前半 Jingle~
32:42 後半 Jingle~
56:10 後枠 ETM~
57:58 アナ尻
60:00 曲尻 ~F.O
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