Vol.256 ふたつの特集①「なぜガザ戦争が終わらないのか?なぜ万博を失敗というのか?」 ②「キジムナー」が見た沖縄戦。なぜ市民がミュージカルを?

ゲスト:前半は、西谷文和ひとり語り/後半は、大阪憲法ミュージカル「キジムナー」制作スタッフの皆様

ふたつの特集(※この番組は2025年10月4日に収録しました。ご了承ください。)

<特集①>「なぜガザ戦争が終わらないのか?なぜ万博を失敗というのか?」
前半は、フリージャーナリスト西谷文和による国内外の取材報告です。まずはイスラエル・ガザ戦争についてです。西谷はこれまで4度、イスラエル・ガザの取材を敢行していますが、今回は、ガザへは2キロ足らずのイスラエルの町スデロットで戦車砲の轟音を聞きながらのレポート、そしてユダヤ人入植者による殺戮もあるというヨルダン川西岸地域での取材の様子を、生々しい音声を交えながらお伝えします。この番組がオンエアされる頃には、停戦の第一段階が無事に遂行され、双方の人質が帰還するということになりました。果たしてこのまま無事に停戦が予定通りに進んでいくのでしょうか?ネタニヤフの腹の内は?ハマスは本当に武装解除するのでしょうか?いずれにしても、子供を含む何の罪もない6万数千人が殺されているこの戦争を、一刻も早く終結させねばなりません。番組では、なぜこの泥沼の戦争が終わらないのか、3つの理由について解説します。

そしてネタニヤフがアラブ系テレビ局アルジャジーラを封鎖するなど一切の都合の悪い現実を見えないようにし、かつSNSなどでフェイクを流しつづけ、イスラエル国民の世論を戦争支持に塗り替えたようなことは、日本でも起こっています。13日に閉幕した大阪万博のスローガン「いのち輝く未来社会のデザイン」は、まさにフェイクと言えそうです。健康被害、環境汚染、事故、事件など多くの真実が隠されたり矮小化されています。黒字というのも運営費が黒字であって、膨れ上がった建設費やインフラ整備費には全く触れていません。まさにこれはフェイクニュースなのでしょうが、中でも深刻なパビリオン建設費の未払い問題は到底看過できません。番組では、9月30日未払い被害当事者らが国会を訪れ国会議員へ陳情した際の音声をもとに、被害者の切実な思いに耳を傾けます。

<特集②>「キジムナー」が見た沖縄戦。なぜ市民がミュージカルを?
ゲスト:田中俊さん(事務局長)・佐竹啓之さん(演出・脚本)・石橋寿恵子さん(振付・演出)

番組後半では、大阪憲法ミュージカル「キジムナー」を特集します。100名もの一般市民が参加するという憲法ミュージカルとはどんなプロジェクトなのでしょうか?脈々と流れる憲法ミュージカルの系譜とともに、今回テーマとなっている沖縄のガジュマルの木の精「キジムナー」の物語について教えていただきます。太古の昔から自然と人々の営みを見つめてきた「キジムナー」が見た1945年の沖縄とは?あなたもぜひ、大阪憲法ミュージカル「キジムナー」をご覧ください!

◆12月07日(日) 門真市民文化会館 ルミエールホール・大ホール
◆12月20日(土) 吹田市文化会館 メイシアター・大ホール
詳しくはこちらから!

00:03 前枠 TM~
04:14 前半 Jingle~
30:38 後半 Jingle~
54:54 後枠 ETM~
56:34 AN尻
60:00 曲尻 ~F.O

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