Vol.252 丸尾牧さん「これ以上の悲劇を止めたい。被告立花への裁判始まる。」

ゲスト:丸尾 牧さん(兵庫県議会議員)

今回のゲストの丸尾牧さんは、斎藤兵庫県知事のパワハラと元西播磨県民局長自死の責任の所在を、早い段階から追及されて来られた兵庫県議会議員のおひとりです。丸尾さんは今、斎藤知事らに対する告発文書をめぐり、立花孝志が行った街頭演説で名誉を傷つけられたとして、被告立花を相手取り1,100万円の損害賠償を求め、裁判で戦っておられます。その他、立花が流したデマと犬笛により、丸尾さんのもとには「自殺しろ」などとした誹謗中傷メールが1万2400件以上届いたり、身に覚えのない物品が多数自宅に送り付けられるなど、いやがらせ行為を受け続けたといいます。丸尾さんは「同じような被害者が出ないように」と、立花を裁判に訴え、いやがらせには警察に被害届を提出し発信者開示請求をするなど、この問題に真正面から向き合っておられます。今回は、そんな丸尾牧さんにたっぷり1時間お話をうかがいます。

前半では主に、8月27日に初公判を迎えた裁判の様子と原告としての決意について伺います。告発文書を作った黒幕と名指しされ、パワハラのデマを県庁内にばらまいたなどという根も葉もないデマで名誉を棄損されたことについて、丸尾さんご本人のお気持ちとお考えを、生の声で語っていただきました。

番組後半では、人を死にまで追い詰めるデマが、どのように拡散され社会を混乱させているか、YouTubeやXなどSNSが偏った狭く暗い世界に人を閉じ込め洗脳しまう仕組みとともに考えます。デマからはじまる戦争や紛争もあることは、歴史が証明しています。この歪められた発信が膨脹し続ける情報社会にあって、私たちはどうしたら真実を見抜くことができるのでしょうか?また心無い者どものSNSによる、やった者勝ちデマビジネスに巻き込まれた時、どのように対処すべきなのでしょうか。海外ではすでに置かれている国もあるという、裁判に至る前にも利用できるファクトチェックによる人権救済機関の必要性も訴えます。

丸尾さんがおっしゃったこんな言葉がとても印象的でした。「嘘をつくことに対して何の躊躇もなく、人を陥れ、何の反省もない。このようなことが許されたら社会が壊れていく。これ以上命を落とす人が出ないよう、社会の秩序を取り戻したいのです。」

路上のラジオ第252回、最後までどうぞごゆっくりお付き合いください。

00:03 前枠 TM~
03:59 前半 Jingle~
31:12 後半 Jingle~
55:54 後枠 ETM~
58:01 AN尻
60:00 曲尻

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